【感想】仮面ライダーカブトを最終回まで見て思ったこと

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タイトルの通りです。

色々あるのですが、特に最終回付近を見て感じたことを書いていこうと思います。

前提として書いておきますが私は仮面ライダーカブトが好きです。

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三島の動機がよく分からない

自身をネイティブ(怪人)化させ、さらに全人類までネイティブに変えようとしたZECT幹部の三島。

彼の動機がよく分からなかった。

設定があったとしても本編ではキャラクターの掘り下げ(心理描写など)がないのでなぜその行動に至ったのかが分からない。

最終回付近で突然人間をやめて人類を裏切ったようにしか見えないので「???」となってしまうんですよね。


例えば、元々熱い男だった三島が人間の醜さを何度も見る中で絶望し、人間である自分自身にも嫌気が差していた。

そこにネイティブが手を差し伸べたことで彼自身がネイティブになる道を選び、異なる種族間の争いを終わらせるべく全人類をネイティブに変えることに決めた。

・・・みたいな描写でもあればまだ分かるんですよね。まあベタな話にはなってしまいますが。

なんだかずっとよく分からなかったやつが人間であることを突然捨ててラスボスになるので何度見ても困惑します。

ダークカブトの扱いがひどい

デザインの格好良さなら文句なしのダークカブト。

恵まれたデザインの格好良さからは想像もできないほど扱いが酷い。

初登場以外は負け続けていて「てぇ〜い☆」が印象的。

天道(カブト)も擬態天道(ダークカブト)に対して「この世界で生きていけばいい」的なことを言っていたのにあんな雑に処理されるとは…。

ダークカブトの退場の仕方が根岸を巻き添えに炎の中に飛び込み爆死という何とも微妙な終わり方でした。

まだ全然動ける状態でライダーのスペック的にもこんな退場の仕方で良いのだろうか…と見るたびに思います。

ダークと名前が付いていますが名ばかりで悪役でもないので、ならいっそのこと悪役の方向にとことん振り切ってしまったほうが天道と対になる存在として描くことができ、キャラクターとしては良かったんじゃないかなと思います。


擬態天道が成虫体でなくただのサナギ体であるも微妙です。せめて成虫であれ、、、


根岸もダブトもただのサナギ体

前述したダークカブトの件から続きます。

根岸もダークカブトもただのサナギ体の雑魚ネイティブであるということ。

キャラクターのポジション的にそれでいいのか?とは思いました。

せめて成虫形態のネイティブであってほしかったです。

サナギ体だとどうしても雑魚的な印象が付いてしまいますよね。

根岸を倒したところでそこまで盛り上がらずカタルシスがない原因の1つになっていると感じました。

パーフェクトゼクターはいらなくない?

カブトのハイパーフォームが使う武器で、ザビー・ドレイク・サソードのゼクター(変身アイテム)を合体させることで力を発揮させるのですが、これを使用するということはザビー・ドレイク・サソードが変身できず、3ライダーの出番が無くなってしまうことを意味します。

これはいかがなものか、、、

キャラが濃く、魅力的なライダーが多いことが特徴の1つであるカブトという作品。

その最終回でラスボスと戦うのがカブト・ガタックの2ライダーしかいないというのも何だかもったいない気もします。

「手に取りさえすればパーフェクトゼクターはどのライダーでも使える」くらいのガバ設定にしておいた方が良かったのでは?と思います。

自身のゼクターを装着して強化攻撃を行える程度のギミックに留めておいたほうが他のライダーの出番も消す必要も無いのになぁ…と思ったりはします。良いライダー・良いキャラが多いので本当にもったいない。


火力はすさまじく映像映えもする武器だとは思いますがカブトしか使うことが出来ず、3ライダーの出番までも無くなるので微妙なアイテムだと思いました。

最後に

ツッコミどころの多い作品ですがやはりライダーの造形やギミックの格好良さは圧倒的に良いと思います。

細かいことを気にしたら負けな作品だとは思うので「まあいいじゃんそういうの」という気持ちでまたいつか見たいと思います。


「こうしたらもっと良かったのでは?」的な内容の記事はまた別で書こうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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