「スター・ウォーズってどれから見たらいいの?」
スター・ウォーズを見たことがない人から聞かれることがあります。
「長く続いているシリーズ」
「どうやら公開順と時系列は違っている」
「なんか長くて難しそう」
これくらいのイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
「で、結局どれから見たらいいの?」という状態になりがち。
今回は、スター・ウォーズの映画作品にスポットを当て、公開順と時系列順について書いていきます。
結論を言うとご自由にどうぞ。・・・です。
いや、すみません。
オススメしたところで結局みんな好きに見るのでヤケクソになってしまいました。笑
私は公開順で見ることをオススメします。
スター・ウォーズ
スター・ウォーズは、ジョージ・ルーカス監督のSFアクション映画。
遠い昔、遥かかなたの銀河系のお話。
ジョージ・ルーカスは元々9部作構想でスター・ウォーズを考えていました。
売れると思っていなかったジョージ・ルーカスは、単体の映画としても見れる4作目を1977年に公開。
当時は『スター・ウォーズ』というタイトルで公開され、『エピソード4/新たなる希望』という副題はついていませんでした。
結果的にスターウォーズは大ヒットし、『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』などの続編が製作されるように。
旧三部作(オリジナル・トリロジー)
1977年に公開され、大ヒットしたことによりシリーズ化。
公開順の1作目〜3作目にあたります。
・スターウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977)
・スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980)
・スターウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983)
新三部作(プリクエル・トリロジー)
『ジェダイの帰還』から16年ぶりに製作されたシリーズ。
旧三部作の悪役「ダース・ベイダー」の過去を描いた前日譚(ぜんじつたん)として公開。
世界的に話題となりました。
公開順では4〜6作目。時系列順では1〜3作目になります。
・スター・ウォーズ エピソード1/ファントムメナス(1999)
・スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)
・スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005)
続三部作(シークエル・トリロジー)
2012年にディズニーがルーカス・フィルムを買収。
ディズニーがスター・ウォーズを手に入れ、これをきっかけに製作が決まった新シリーズ。
『エピソード6 ジェダイの帰還』から30年後が舞台になっている後日譚(ごじつたん)。
ディズニー三部作と呼ばれたりもします。
公開順・時系列順ともに7〜9作目となります。
・スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒(2015)
・スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ(2017)
・スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け(2019)
スピンオフ作品(映画)
スターウォーズには数多くのスピンオフ作品があります。
今回はドラマや小説は割愛。
とりあえず映画だけまとめていきます。
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008)
エピソード2で始まったクローン大戦を描いた作品
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016)
『エピソード4/新たなる希望』の直前までを描いた作品。
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018)
旧三部作の人気キャラクター「ハン・ソロ」の若い頃を描いた作品。
時系列順に並び替えると
時系列順に並べてみました。このようになります。
スピンオフ作品を除けば全部で9作品。
ジョージ・ルーカスのスター・ウォーズ6作品(1〜6)とディズニーのスター・ウォーズ(7〜9)の3作品です。
・スター・ウォーズ エピソード1/ファントムメナス(1999)
・スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)
・スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005)
・スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977)
・スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980)
・スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983)
・スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒(2015)
・スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ(2017)
・スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け(2019)
時間軸の繋がっているスピンオフ作品(映画)を入れると12作品になります。
・スター・ウォーズ エピソード1/ファントムメナス(1999)
・スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002)
・スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008)
・スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005)
・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018)
・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016)
・スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977)
・スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980)
・スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983)
・スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒(2015)
・スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ(2017)
・スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け(2019)
公開順に見ればいい
結局これに限ります。公開順で何も問題はないです。
自分なりの楽しみ方・・・で楽しみたい気持ちも分かります。
ですが、諦めていただいて公開順に見てほしいです。笑
まずは公開順で見て、最終的に自分の好きな順番を見つけるのが一番良いと思います。
なぜ公開順がいいのか
「かつてファンが歩んできた道を同じように楽しむことができる」というのが一番大きいです。
一番楽しく・おいしく見れる道がもうすでにあります。
「ここがこうなっていたのか!」という発見や意外性を楽しめる。
時系列順に見てしまうとスター・ウォーズで得られる一番おいしい部分が味わえなくなってしまいます。
そういった意味で公開順をオススメします。
スター・ウォーズが何作品あるのか?いつから始まったシリーズなのか?
スターウォーズに関しての知識がない友人に旧三部作からDVDを貸したことがありました。
「旧三部作は時間軸的にはあとの話なのに、新三部作よりも映像が古く感じる」と言っていました。
これも時系列順に見ることをオススメできない理由の1つ。
CGを使ったド派手な映像に慣れている人には時系列順で見ることはオススメしづらい。
時代が進んでいるはずなのに退化しているようにも見えるからです。
結果的に「旧三部作から見てよかった」と友人は言っていました。
全作品を見なくていい
シリーズが長いと見るの面倒くさくなりますよね・・・。
「ぜんぶ見れるかな…」
「こんなに作品があると知ったらイヤになってきた…」
「途中で見るの飽きないかな…」
と思うでしょう。気持ちはめちゃくちゃ分かります。
まだ自分がスター・ウォーズを1作も見ていない状態に戻ったとして「今からスピンオフも含めて全部見てね!」と言われたらちょっとイヤになると思います。
ぶっちゃけ言ってしまうと、、、ぜんぶ見る必要はないです。
4〜6を見れば終わります。旧三部作だけということです。
6まで見た上で「過去に何があったか知りたい!」「もっと深く知りたい!」と思えば1〜3を見ればいいです。
「エピソード4〜6の3作品で完結するし、エピソード1〜3を見れば6作品を1つのかたまりとしても見れる」くらいの感じ。
作品をたくさん見ていくとキャラクターのバックボーンが見え、作品に奥行きがでてくるというのは事実。
ですが、全作品を見なくても一応話は終わります。
なので、無理に全作品を見る必要はないとわたしは思います。
「ぜんぶ見るのが面倒だけどスター・ウォーズにちょっと興味はあるんだよね・・・」という場合はとりあえず旧三部作だけ見ればいいと思います。
スター・ウォーズは改変されまくってる
スター・ウォーズの旧三部作は改変されまくっています。
元々は入っていなかったセリフが追加されていたり、CGでキャラクターが変更されていたり。
スター・ウォーズはいくつものDVDやブルーレイが販売されてきましたが、改変後のものがほとんど。
オリジナルの劇場公開版が収録されているブルーレイの商品は現時点では販売されていない・・・
劇場公開版が見れるのはこのDVDだけ。(2枚組になっていて見比べることができる)
早くブルーレイでも劇場公開版を販売して欲しいです・・・
もし劇場公開版を見たい場合はこのDVDで見るしかありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私としては公開順で見ることをオススメします!
ですが、結局は見る人の自由です。自由に見てそれぞれが楽しく見れればそれでいいと思っています。
スター・ウォーズを一通り楽しんだ後に見たい作品
スター・ウォーズを一通り楽しんでファンになったらこれも見て欲しいです。
旧三部作と新三部作の6作品を見ておくとかなり楽しめる作品。
ファン・ボーイズ(2009)
あらすじ
高校時代からの仲間で『スター・ウォーズ』オタクのエリック(サム・ハンティントン)たちは、末期ガンで余命わずかの友人に新作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を観せようと、ジョージ・ルーカスの本拠地スカイウォーカーランチを目指す旅に出る。
Yahoo!映画より引用
しかし、彼らの行く手には対立する『スター・トレック』ファンとの遭遇などさまざまな困難が待ち受けていた。