映画『きみがぼくを見つけた日』を見たので紹介していこうと思います。
この映画はタイムトラベルをテーマにした恋愛作品です。
結論から言ってかなり面白い映画だったと思います。
タイムマシーンなどの装置を使って自分の意思でタイムトラベルを行うのではなく、病気の症状として主人公が望んでもいないのにタイムトラベルをしてしまうという不思議な作品です。
きみがぼくを見つけた日
『きみがぼくを見つけた日』は2009年に公開されたアメリカの映画。
原題は『The Time Traveler’s Wife』
監督はロベルト・シュベンケ
あらすじ
ヘンリーは、時空をさまよう男。
Amazon.comより引用
いつ、どの時代のどこへ飛ぶのかは、自分で選べない。
それは、誰にも信じてもらえない、秘密を抱えた孤独な人生。
ある日、旅した過去で、野原に隠れていた彼をひとりの少女が見つける。彼女の名前はクレア。
一点の曇りもないキレイな心を持つ少女。
クレアが、「未来から来た」というヘンリーの言葉を信じた瞬間から、ふたりの特別な愛の物語が始まった ―。
予告
感想
ある雪の日。母親と歌を歌いながら車に乗っていた少年ヘンリーはスリップ事故に巻き込まれる。
次の瞬間、ヘンリーの体は消え始め、別の場所に裸で移動していた。
なんとヘンリーの目の前には2週間前の自分と家族が!さらに体が消え元の時間へ戻り、目の前で母親を失う。唖然としていると大人になったヘンリーが現れ、少年ヘンリーに起こった状況を説明し消えてしまう。
冒頭からクライマックスのような展開で一気に引き込まれます。映画が始まって2〜3分で起こる出来事です。
この映画の面白かったところは、タイムトラベルが意識して行われるものではなく、病気の症状として引き起こされるものであるということ。
ヘンリーは移動する時間も場所も選ぶことができません。
どこに行くのか・どれくらいの時間を別の時間軸で過ごすのかも分からず、それをコントロールするもできません。
また、タイムトラベル作品で言われそうな「自分と会ってはいけない」「過去を変えてはいけない」などのルールが無いのもこの映画の特徴なのかなと思います。
主人公の周りにいる他の登場人物たちも同じ時間に存在していたヘンリーではないと理解した上で普通に接していたりします。
時間軸に影響を与えるような行動をしたとしても、それを含めて未来は決まっていて変えられないものである。というような設定だったように感じました。
設定をあまり深掘りしたり解明するような難解な映画ではなかったです。
ラストは賛否あると思います。「うーん。そこは何としてでも食い止めないのか。」と正直思ってしまいましたが、それでも楽しめる作品でした。
タイムトラベル系の映画が好きな人でまだ見てない方は是非チェックしてみてください。
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