映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』を見ました。
あらすじや感想を交えて紹介していこうと思います。
スーパーバッド 童貞ウォーズ
2007年に公開されたアメリカの映画で低予算ながら大ヒットと叩き出した青春コメディ。
原題は『Superbad』
“童貞ウォーズ”という邦題とパッケージから漂うアホ映画臭は否めません。
「しょーもない映画なんだろうな」と感じるかもしれませんが、意外と良い作品で面白いんですよ。
私は2013年にDVDを購入して以来、実に7年ぶりに見ましたが、改めて面白い映画だなと感じました。
『アメイジングスパイダーマン』でグウェン役を演じたエマ・ストーンや、『キックアス』
でレッドミスト役を演じたクリストファー・ミンツ=プラッセなどの映画デビュー作でもあります。
あらすじ
オタク仲間のセス、エバンとフォーゲルは、未体験のHのことで頭がいっぱいな高校生。
Yahoo!映画より引用
見るからにサエない彼らが、同級生の女の子からパーティに誘われた!が、「来るときにお酒を持ってきて」と。
ふたつ返事で大見得を切ったものの、高校生の彼らにとって実はそれは超難題。
しかし、童貞卒業の絶好のチャンスと思い込んだ3人は、お酒をゲットするためにあらゆる行動に出る!!
スタッフ・キャスト
《製作》 ジャド・アパトー ショーナ・ロバートソン
《監督》 グレッグ・モットーラ
《出演》 ジョナ・ヒル マイケル・セラ クリストファー・ミンツ=ブラッセ セス・ローゲン
セスの意中の相手ジュールズ役として、エマ・ストーンも出演しています。
エマ・ストーンのデビュー作がこの『スーパーバッド 童貞ウォーズ』です。
クリストファー・ミンツ=ブラッセ(『キックアス』シリーズなどに出演)のデビュー作でもあります。
予告
感想「恋愛を始めるのにお酒は必要ない」
太っちょのセス・痩せていて気弱なエヴァン・何だかよく分からないフォーゲルの冴えない高校生3人組。
進路も決まり、卒業も近づいていたある日、セスはジュールズからパーティーに誘われる。
フォーゲルがお酒を買う為に必要な偽装IDを入手したことを知ったセスは、それを利用してジュールズにパーティーで必要なお酒を揃えることを約束する。
セスとエヴァンは店の外で待機し、フォーゲルを使ってお酒を買いに行かせるが、様々なトラブルに巻き込まれていくというお話。
セスはエヴァンと。フォーゲルはおバカ警官2人と。
2組に分かれ並行して話が進んでいきますが、特にフォーゲルと警官2人のシーンが良い味を出しています。
邦題の「童貞ウォーズ」がチープさを出してしまっていますが、普通に良い映画だと思います。
ラストシーンで思ったのは、恋愛をするために必要なのはお酒ではなく、少しの勇気と相手を思いやる気持ち。
それが大切なんだと感じさせてくれます。
大げさに言うならば、愛と友情の物語なのかなと思います。
ラストシーンは、それぞれの道を歩いていく大人への第一歩というか、別れであり始まりでもあり、甘酸っぱく、少し切ない。良いラストだったと思います。
とは言いつつも、ただのおバカ映画なんですけどね。笑
またしばらくしたら見たくなると思います。
気になった人はぜひチェックしてみてください。