チラシ配布バイトはやめておけ!【おすすめしない理由】

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「チラシ(ビラ)配布のバイトをやってみようかな」

「どんな感じだろう。出来るか不安。」

という方に向けての記事となっています。


私は過去にチラシ配布のバイトをやったことがあります。


結論から言って絶望待ったなしなのでオススメはしません。

屈強な精神を持った者だけが戦えるバイトだと思います。

メンタルの弱い人が挑んだ場合、爆砕する危険性すらあります。

繊細な方・ナイーブで傷つきやすい方にはオススメしません!


私の経験も交えてチラシ配布のバイトがどんなものなのかを紹介できればと思います。


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チラシ配布バイトは絶望するのでオススメしない

チラシ(ビラ)配布のバイトって何?

通行人に声をかけてチラシ(ビラ)を手渡していくアルバイトです。


内容としては、メガネ店やコンタクトレンズのチラシが多い印象です。

私の周りにも経験者がいますが会社は違いますがどこも同じような感じみたいです。


バイトはどこで募集してる?

求人誌や求人サイトで募集されています。

まずは求人を探して電話かWEB応募をしましょう!


ティッシュ配布やサンプリング配布のアルバイトと同時に募集をかけられていることが多いです。


サイトで探す場合は、「ティッシュ」「サンプリング」「チラシ」「ビラ」「配布」などのワードを入れて検索すれば見つかります。


派遣会社に登録する流れがほとんどだと思います。私もそうでした。



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一緒に働く人はどんな人?

私が実際に働いて見た感じだと学生・フリーター・副業で土日に働いている20代〜30代がほとんどです。

男女比率は半々くらいで、落ち着いた雰囲気の人がほとんどです。

「専業主婦をしていたけど、空いている時間で少しお金を稼ごうと思って始めた。」と言っている人も中にはいました。


人付き合いが苦手な人も大丈夫

基本的に現場で一緒になる人と深く関わることはありません。

「プライベートな面には触れちゃいけない」みたいな雰囲気が何となくあります。笑


他のスタッフと何度か同じ現場に入ると顔なじみになってくるので、仲良くなる必要はないですが最低限のコミュニケーションは取れた方がいいです。


人間関係で悩むようなことはないと思います。

やることをやって、ただ帰るだけ。

「人間関係まじ面倒くせー!」という人も人付き合いに関しては心配する必要はないです。


時給は?

東京埼玉あたりだと1,000円程度ですかね。

交通費なしの場合もありますし、交通費が支給される場合もあります。


メンタルの消費量を考えると時給が安すぎると思います。


頑張ってたくさん配ってもインセンティブなどは特に発生しません。

頑張って結果を出すたびと目標とされるハードルがグングン上がっていきます。

頑張れば頑張るだけ自分の首を絞めていくことになります。



服装・髪型・髪色・アクセサリー

それなりに指定されます。


・男性女性問わず、長ズボン着用。
ジャージはNG。なぜかハーフパンツはOK。

・髪の色は派手でない色
男性は基本的に黒髪。

女性は過度な染色でなければOK。

・アクセサリーの着用は基本的にNG
通行人に怪我をさせる恐れがあるため。

・サンダルはNG
まあこれは分かりますよね。

・ピアスは小さいものならOK
大きい小さいの基準はよく分かりません。

など、だいたい言うことはどこの会社も同じで常識の範疇です。


登録する派遣会社次第だとは思いますが、あくまでメガネやコンタクトレンズのチラシ配布なので、奇抜な見た目でなければ大丈夫です。


チラシ配布をしている人の髪が赤だったり緑でピアスをジャラジャラ付けていたらビックリしますよね。


バイトまでの流れ


・派遣会社に登録
履歴書のいらない場所がほとんどです。

・メールで仕事の案内が送られてくる

・希望するものがあれば返信。

・応募完了!

・予約が取れると仕事の確定メールが送られてくる。


バイト開始!1日の流れ


・当日の集合場所などに関しての詳細メールが遅くて勤務の前日までに送られる。

・当日の指定された場所と時間に他スタッフと合流。
(場合によっては1人で)

・指定されたクライアントの元(お店)に行く。

・お店の人に挨拶をして業務に必要なものを受け取る。

(チラシ、お店のジャンパーまたはTシャツ、帽子、道路使用許可書など。)

・持ち場について配布開始。

・バイト終了!(ほぼ、現地解散。)

といった流れでした。


ノルマはある?

ノルマは無い体になっていますがあります。

「(これくらいは配れるよね?)」


といった無言の圧力をクライアントと現場を仕切っている他のスタッフからかけられることはあります。


決まったノルマが無いとはいえ、お店によっては見回りに来るので、サボることは出来ないです。



・配布する場所

・平日なのか土日なのか

・天候
(雨天なら絶望)

これらで配布できる平均枚数は変わってきます。


1時間で20枚ほど配布ができれば良い方だと思います。

(一生懸命配ってこれくらい。)


配布する場所は?

配布する場所は駅周辺など、人通りの多い場所です。

駅の敷地に入ったりすると注意されるので気をつけてください。


雨の日はどうする?

「チラシ配布って屋外だよね?どうするの?」と思われますよね。


雨でも予定通り行われる場合が多いです。

使用許可の出ている配布エリアに屋根のある場所があれば、予定通り行われる場合が多く、配布するエリア内に屋根が無かったり、天候が悪かったりすると中止になる可能性もあります。


そこはクライアントの判断次第です。


台風の時は中止でしょうね。



ちなみに雨の日の配布率はガクンと減ります。

ただでさえ受け取ってもらえないのに、より受け取ってもらえなくなります。



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ツラいところ【絶望の深淵】

飛び込み営業に似ている

個人的にチラシ配布のバイトは飛び込み営業(新規開拓営業)に似ているなと感じました。


新規開拓営業を街頭でやる=チラシ配布バイト


と考えてもいいかもしれません。


私は家庭に訪問するタイプの新規開拓営業のバイト経験もあります。

インターホンを押して営業をかけるいわゆる飛び込み営業です。


どちらの経験もある者として、私は近いものを感じました。

相手にとって別に欲しくもないし、興味のない物を受け取ってもらうというのは本当に大変です。

暑い日は暑く、寒い日は寒い

夏は暑い。冬は寒い。

当然といえば当然ですが、屋外なので天候の影響をモロに受けます。


立ちっぱなしなので足腰にくる

何時間も立ちっぱなしで、ちょこちょこ動き回らなければなりません。

足腰への負担が半端なく痛みを感じてきます。

私は外反母趾ということもあって、かなりキツかったです。


それ以上に精神が辛くなるわけですが、、その話はこの後詳しく説明します。


本物の孤独を味わえる「100人スルー」

人によっては、100人の通行人からスルーされるなんてこともあると思います。

50人に差し出して1人受け取ってくれたらラッキーくらいの感じです。

それくらい受取率は低く、かなり大変だと感じました。

スマホをイジっている人

・見る気すらない人

・視界から私を除外している人

・気づいていないフリをする人


その他諸々。


まあ、、色々な人がいるわけです。


1時間に20枚くらいは配らなきゃ!

というプレッシャー。


誰も受け取ってくれない。

という悔しさ。悲しさ。腹立たしさ。笑


かなり精神的にダメージを受けます。

まるで、自分という”個”そのものを否定されたような気持ちにすらなります。


ティッシュ配布のバイトに比べると配布率は格段に下がります。

なので、落差でよりキツく感じます。


ティッシュ配布の場合は渡そうとしなくても相手から貰いにきてくれます。

ですが、チラシはとにかく受け取ってくれません。


物がちょっと変わるだけで人ってこんなに態度が変わるんだ・・・と絶望してきます。


人が嫌いになりそうモードに突入!

邪険に扱われて嬉しい人間なんていませんよんr。

「悲しみはやがて憎しみへ・・・」という流れは映画やドラマでもありますが、本当に人が嫌いになりそうになります。

悲しさと腹立たしさが交互にやって来るというか、それが混ざったような感情になります。


他人に期待をするだけムダと気づく

体も心もボロボロになった時に気づきます。


他人に期待をしすぎていた。

期待をするだけムダなんだ。

期待しすぎていたから傷つくんだ。



期待しなくなれば傷つかなくなります。

突然やってくる精神のランナーズハイ

突然、スッ・・・!と気持ちがラクになってツラさが吹っ飛んでしまう瞬間がやってきます。


あれ?….今ならイケる気がする!!!

と覚醒状態に入り、勢いでガンガン配布できた経験がありました。

いわゆるランナーズハイ状態というやつでしょうか。

このランナーズハイ状態は体感としてあり、ヤケクソとはまた違ったものでした。


見つけた!配布のコツ!

チラシ配布のバイトを続ける中で配布率を上げるコツを見つけました。


・明るく元気に!堂々と

「雰囲気が暗い」「自信なさげ」

こういったネガティブな要素からは、人は自然と距離を取るものです。


それに、配っている人がオドオドしていたら断るのもカンタンですよね。

明るい人からグイッと来られるとなかなか断れなかったりすると思います。


背筋を伸ばして自信を持って堂々としていれば大丈夫です。





・相手の立場になって考えて動く

自分がチラシを配布される側の立場だったとしたら、どんな人からもらうか。

どんな配布方法なら受け取りやすいか。


これらを考えながら脳内シュミレーションを何度もしました。


配布する際に発する宣伝文句といいますか、お店側からマニュアル化された文言が渡されることがあります。

私はほとんどを改変していました。

「(うわっ、長い長い。こんなもん誰も聞かないし疲れるわ。)」


長々と話をしたところで通行人は聞いていません。

要点を押さえて極力短く説明を入れる。

これくらいの情報量が人が短時間で聞ける限界ではないでしょうか。


「おはようございます!XXX(お店)です!大変お得なXX %引きクーポンを配布しております!」


もっと短くするとこんな感じです。

「お得なXX%引きクーポンを配布してます。XXX(お店)です!」

「お得」というメリットを感じさせる言葉と「〜%」を加えた具体性。

そして自分が何者なのか。



また、1人1人に言う必要はありません。

通行人の4人くらいにまとめて伝わる感じで声を出し、目は相手と合うようにして、受け取りやすい位置にチラシを差し出す。

目を合わせることで匿名性を消し「私はあなたに言ってますよ」ということが自然と伝わります。

これで受け取り率はかなり上がります。


やる気が失せてきてヤケクソになるとやはり通行人も気づくのか、受け取り率は激減しました。笑


誰も私を見てない


バイトが終わり、駅まで歩いているとチラシ配りをしている人がいました。

私は特に気にする素振りもせずに通り過ぎていて「あっ・・・」と我に返りました。

・・・そんなもんなんです。


通行人から見たら私もそんな程度にしか映っていないんだ。そう気づきました。


それでもやはり自分がプレイヤーとなって挑むとツライことには変わりません。

バカ真面目に捉えるとツラすぎるので、気にしないことが一番なんでしょうね。



自信を持って言える!おすすめしないぞ!

オススメ度 ★☆☆☆☆(1/5)

得られるもの
:忍耐力・精神力・負けない心

失うもの:自信・体力・精神力・時間



得られるものは主に精神的な要素が多いです。

当たって砕けろ!が身につきます。

実際はぶっ壊して再構築するような感じですが。

人に対する恐怖心は無くなります。


精神をすり減らす中で気にすることのムダさに気づく。

結果、覚醒して配れるようになる。

というのが正しいかもしれません。


でも、日が変わって次の日になれば全てリセットされます。

また振り出しからです。ツラすぎる・・・。


バイトというより修行です。



時給・精神の消費量など、トータルで考えると割に合わないです。

時間の安売りでしかないというか。



最強のメンタルを持った屈強精神人間やプレイとして楽しめるM体質の方には是非やってみてはいかがでしょうか。

改めて言いますが、オススメはしません。

すぐに応募できるので求人サイトに登録しておくと便利

単発のバイトは探してみると結構面白いものを見つかったりします。

気に入ったバイトが複数見つかった時に、まとめて一括で応募することもできます。

登録をしていくと便利です。

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