こんにちは。
「車が追いかけてくる・襲ってくる映画」というと皆さんは何を思い浮かべますか?
今回は私が過去に見て面白いと感じた車が襲ってくるオススメのホラー・スリラー系映画を紹介します。
ザ・カー(1977)
![](https://aldn.net/wp-content/uploads/2020/09/51M-eWWZpaL._AC_.jpg)
あらすじ
中西部の田舎町に突然出現した黒塗りの車は無差別に殺人を繰り返す。
Yahoo!映画より引用
保安官はそれが無人車であり、超自然的な力で動いている事を突き止めるが……。
1977年に公開されたアメリカの映画。
原題は『THE CAR』
突如現れた黒いリンカーンが次々に人を襲っていくというシンプルな内容。
車のホラーと言うと人が乗っているイメージがあるかもしれませんが、車の中はなんと無人…!?
「えっ・・・そんなのあり??笑」というツッコミどころは多々あります。そこを含めて楽しめます。
この映画はオカルトブームに乗って製作されていることもあって、悪魔的な要素が入っていたりもします。
“地上のジョーズ”を意識して作られているとかいないとか。
リンカーンのクラクション音が印象深く残ります。すごく不気味です。
映画『ザ・カー』に登場した劇中車 ミニカー 1/18 AUTOWORLD ジョージ・バリス
激突!(1971)
![](https://aldn.net/wp-content/uploads/2020/09/81dFQxSz6rL._AC_SL1500_-712x1024.jpg)
あらすじ
ごく普通の男が車で走行中ただ追い越したことだけをきっかけに、殺意に満ちた見知らぬ大型タンク・ローリーに追いかけ回されるさまをスリリングに描いたサスペンス。
Yahoo!映画より引用
1971年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督による長編映画のデビュー作品。
原題は『DUEL』
目的地に向かう途中の主人公がトラックを追い越したことで執拗(しつよう)に追いかけ回され命を狙われるという理不尽な内容。
一言で言うなら「理不尽すぎる殺意むき出しの煽り運転映画」
古い映画ですが、その時の長さを感じさせないほど何度見てもハラハラさせてくれる名作。
主人公の乗っている車はプリムス・ヴァリアント。
『激突!2015』(原題:Wrecker)というリメイク作品もあるようです。
カナダの映画で監督は違います。
主演も男性1人から女性2人に変更されています。
ロード・キラー(2001)
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あらすじ
ボストンの大学に通うルイスは、ネブラスカへの帰省ついでにコロラドに住む幼なじみヴェナを拾い、大陸横断ドライブを楽しむことを計画する。
Yahoo!映画より引用
だが母から連絡が入り、釈放された兄フラーをソルトレイクシティで先にピックアップすることになった。
強引なところがあるフラーはルイスをけしかけ、無線で女のふりをしてひとりのトラッカーをからかい出す。
しかし悪戯が度を過ぎた頃、ラスティ・ネイルと名乗るそのトラッカーの異常ぶりが明らかになる。
やがて二人はヴェナと落ち合うが、それは“恐怖のドライブ”の幕開けだった……。
2001年にアメリカで公開された映画。
スター・ウォーズの続三部作(EP.7・9)やスター・トレック新三部作の監督を務めたJ・J・エイブラムス監督が脚本・製作として参加。
原題は『JOY RIDE』
「JOY RIDE 2: dead ahead」「JOY RIDE 3」と続編もされています。
無線を使ったイタズラでトラック運転手をキレさせた若者が執拗(しつよう)に追いかけ回されるという内容。
実在のトラックを殺人鬼である「ロバート・ベンローデス」「デヴィッド・パーカーレイ」の事件をモデルにしているそうです。
主な登場人物は、主人公ルイス・その兄フラー・主人公が思いを寄せる女性ヴェナ・トラック運転手。
最悪なのが全ての元凶が主人公の兄フラーであるということ。
とんだ厄病神(やくびょうがみ)です・・・。
無関係の人まで巻き込まれてしまうということもあり、映画視聴者からは兄へのヘイトがかなり向けられているようです。
フラーにヘイトが溜まるのは無理ないとは思います。でも私は結構好きな作品だったりします。
この映画を楽しみたいなら予告動画は見ない方がいいです。
ネタバレとまではいきませんが「ちょっと(内容を)見せすぎなのでは…」と感じました。
DVDには未公開シーンと4つのエンディングが入っています。
悪魔の追跡(1975)
![](https://aldn.net/wp-content/uploads/2020/09/515dqR5apGL._AC_.jpg)
あらすじ
キャンピングカーでバカンスに出かけた2組の夫婦。
Amazon.comより引用
旅の途上で悪魔集団の儀式殺人を目撃してしまう。
彼らは警察に通報するが、保安官は殺人の証拠はないと捜査を打ち切る。
次々に襲い掛かる悪魔集団の魔の手! 銃を手に戦いを決意するが果たして逃げ切れるのか!?
1975年に公開されたアメリカの映画。
原題は『Race with the devil』
キャンピングカーで旅に出た2組の夫婦。
旅の途中のある夜、怪しい団体による生贄の儀式を目撃してしまう。
悪魔集団に追いかけ回されるという内容。
車が襲ってくるというより「人」「村社会」「宗教」といった怖さが際立つ作品。
ジリジリと迫りくるジメッとした気持ち悪さのある映画。
クリスティーン(1983)
![](https://aldn.net/wp-content/uploads/2021/01/51892bsHqnL._AC_.jpg)
あらすじ
内向的な少年アーニーは、学校の帰り道にスクラップ寸前の車“クリスティーン”を見つける。
Amazon.comより引用
一目惚れした彼は車の虜となるが、“彼女”はただの車ではなかった。
自らの意思を持ち、“彼女”の美と自尊心を傷つける人間を襲う、恐ろしい車だったのだ。
そんな事とはつゆ知らず、アーニーは大金をはたいて、“彼女”を手に入れるが・・・。
1983年に公開されたアメリカのホラー映画。
原題は『Christine』
スティーヴン・キングの小説をジョン・カーペンター監督が実写映画化した作品。
ジョン・カーペンター監督といえば、『ハロウィン』『遊星からの物体X』で有名ですよね。
「クリスティーン」は1958年型の赤のプリムス・フューリーに付けられた名前。
見どころはオタクっぽい主人公の演技。
目元の演技が凄すぎてゾッとする瞬間もあります。
同じ役者なのか?と思うほど差が激しく演技に魅せられます。
気弱でオタクっぽい主人公が何かに取り憑(つ)かれたようにクリスティーンの虜(とりこ)になってしまい、性格まで変わっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上、車が襲ってくるホラー・スリラー映画のおすすめまとめでした。
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