SoundPEATS(サウンドピーツ) Truengine SE
以前SoundPEATS(サウンドピーツ)から発売されている TrueFree+を購入しました。
低価格ながら音質のバランスが良く気に入っていたので期待を込めて「SoundPEATS Truengine SE 」も購入。
スペック
- ドライバー構成:デュアル ダイナミック ドライバー
- クロスオーバー:2WAY クロスオーバーネットワーク
- 搭載SoC:Qualcomm社製QCC3020
- 対応コーデック:aptX、AAC、SBC
- 接続方式:TWS,TWS Plus
- 通信方式:Bluetooth ver.5.0
- 防水性能:IPX4相当
- 再生時間:6時間以上(ケースとの組み合わせで計27時間以上)
箱は小型でシンプルです。
パカっと箱を開けると説明書と本体が出てきます。
上品なマットカラー
マットな質感で光沢は無く、大人っぽい雰囲気があります。
以前購入したTrueFree+と比べるとケースも高級感があって良いですね。
サイズはとてもコンパクトでポケットにもラクラク入ります。
イヤホンとケース込みで54グラムしかないのでとても軽い。
(イヤホンは片耳5グラム)
ポケットにも入って持ち運びがラクです。
SoundPEATSから発売されているイヤホンの中では形状が特殊な方です。
他のシリーズのイヤホンだと丸みのある物が多く、やや掴みづらいのに対し、「SoundPEATS Truengine SE」は凹凸があるので掴みやすい造形になっています。
音質
イヤホンにはドライバーが2つ搭載されていて高音と低音をどちらも綺麗に出してくれます。
ただ、好みがかなり分かれそうな音だとも感じました。
他のイヤホンで聴くよりもボーカルの音がスカスカしているような気がします。
通販サイトのレビューを見ても同じように感じている方が一定数いるようです。
高評価を付けられずに「なんか微妙だな」と感じてしまう理由もここにあるように感じます。
TrueFree+と比べると初期音量が小さめなので接続している機器のボリュームをかなり上げる必要があります。
山手線で使ってみた
土日の山手線で使用しましたところ、音の途切れが何度か起きました。
同じ状況でSoundPEATS-TrueFree+を使用した時には音の途切れは起こりませんでした。
また、フィット感が良くなかったのかイヤホンが頻繁に耳から落ちそうになります。
ボーカルの音が弱くなってしまうことと相まって、ガタンゴトンという電車の音でボーカルの声がかき消されているような感じがありました。
他シリーズと比べた良いところ
SoundPEATSからはいくつも完全ワイヤレスイヤホンが発売されていますが、このイヤホンが他シリーズと比べて優れているのはビジュアルだと思います。
・コンパクトなケース
・格好良いマット仕上げ
・他シリーズには無い高級感
・イヤホンに凹凸がありケースから取り出しやすい
SoundPEATSから発売されている他シリーズは軽量なのが良い点ですが、残念な点としてはケースがややチープなところにあります。
しかし、この商品はケースのチープさが排除されていて良いです。
【まとめ】使う人との相性で大きく変わる
音楽のみを聴く目的で使用する場合はデュアルドライバーの効果を実感できますが、人の声が何だか小さく聞き取りにくくなってしまうことが欠点になってしまう独立型完全ワイヤレスイヤホン。
通販サイトなどのレビューを見てみると絶賛の声もあるのですが、私個人としては使用する人との相性次第で大きく評価が変わる商品だと思います。
「これは最高だ!」
とハッキリ言い切れるほど、今回は自分の中で答えがハッキリしなかったので検討されている方の試着と視聴に判断を委ねたいです。
残念ながら今回は私には合わなかったようです。
SoundPEATSの完全イヤホンでボーカルの聞き取りやすさ重視でしたらTrueFree+をオススメします。
TrueFree+方が「3,000円台とう価格の安さ」「初期音量が大きめ」「値段が安い割に音のバランスが良い」「接続が安定している」と価格・品質共にバランスが取れていると感じました。
購入の前の試着は必須
・イヤホンと耳の相性の良し悪し
・装着した時の見た目に違和感がないか
・初期音量と音質の好みのマッチング
これらを意識して検討されることをオススメします。
外出自粛で厳しい状態が続いているので、収束後に家電量販店などで試着をしてフィット感や音質を確認してみてください。