映画『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』を見ました。
簡単に言うと、酔っ払いが12軒のハシゴ酒をするおバカ映画です。
「あの頃は楽しかった」と若い頃を懐かしんでいる男が昔の悪友たちを集めて故郷に戻り、あの頃に叶えられなかった「12軒のハシゴ酒を達成する」という目標の達成を目指します。
この映画は予告を見ないことをオススメします。
おバカ映画ですが、展開に意外性があって結構面白かったです。
私は予告を見たり前情報を入れずに鑑賞しましたが正解でした。
予告を見てしまうとこの映画の”意外性”は楽しめなくなると思います。
この映画は予告を見ないほうが絶対に楽しめます!
物語の核心に触れるネタバレは避けて紹介していきます。
ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!
2013年に公開されたコメディ映画。
原題は『World’s end』
主人公を演じているサイモン・ペッグは、他のコメディ作品だと『宇宙人ポール』『ショーン・オブ・ザ・デッド』などで主演を務めています。
他には『スターウォーズ フォースの覚醒』でアンカー・プラット役(惑星ジャクーのジャンク屋)・『スタートレック』新三部作ではモンゴメリー・“スコッティ”・スコット役などを演じています。
俳優だけでなく、製作総指揮や脚本を担当することもあるそうです。
あらすじ
ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。
Yahoo!映画より引用
終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。
スタッフ
■監督・脚本・製作総指揮:エドガー・ライト
Amazon.comより引用
(『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ ‐俺たちスーパーポリスメン! -』『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』)
■脚本・製作総指揮:サイモン・ペッグ
(『宇宙人ポール』『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ ‐俺たちスーパーポリスメン! -』)
■製作総指揮:ニック・フロスト
■製作:エリック・フェルナー、ニラ・パーク
■字幕監修:町山智浩
予告
「予告は絶対に見るな!」とタイトルに入れていますが見ても大丈夫です。
ただし、41秒まで。
予告を見るにしても41秒で停止してそれ以降は見ないことをオススメします。
感想「予告を見たか見ないかで評価は変わりそう」
予告映像や前情報を入れずに映画を鑑賞。結果、大正解でした。
予告を見なかったことで、この映画の意外性を最大限に楽しむことができました。
「若い頃は楽しかった。あの頃は良かった。」
そんな思いを持ったまま中年になった悪ガキグループのリーダーのゲイリーもアラフォーに。
ゲイリーは当時仲の良かった仲間たちを集めて、かつて果たせなかった夢(12軒のハシゴ酒)を成し遂げるために故郷まで帰り、最後の酒場「ワールズ・エンド」を目指すという話。
ストーリーからしておバカ映画であることは分かると思います。
大人になった仲間たちとまだ大人になれていない主人公との対比が妙にリアルに描かれているので個人的に見ていて序盤は結構キツかった。
思い描いていた未来と現実のギャップ・大人になった友人たちと子供の頃から変わっていない自分。
・・・と思いきやそこにブッ込まれる予想できなかったストーリーでの意外性。
現実なのか酔っ払って見ている夢なのか???
とんでも設定が突然ブッ込まれてきます。
予想していた内容と実際の内容が大きく違ったたのでかなり驚きました。
この映画の中でトイレのシーンはかなり印象的です。
前情報を入れずに見た人は「この世界観にそれ足してくる!?」と思うはずです。
この映画の”アレ”は移民を指しているんじゃないかと思います。
「驚異と感じて人は簡単に排除してしまおうとするけど、それを受け入れなければ衰退してしまうものは多くあるんだぞ。」というメッセージが隠されているような気がします。
字幕でも吹き替えでも違和感なく楽しめました。
メッセージがどうとか書きましたが、あまり難しく考えずに頭を空っぽにして見るべきおバカ映画です。
他の酔っ払い映画
この映画もかなりのアホ映画です。お酒はほどほどに・・・