映画『エイリアン:コヴェナント』を見ました。
他の方のレビューを見ていると酷評が多かったので興味が湧いて見てみたという感じです。
この映画は2017年に公開された作品で『エイリアン』シリーズの1つ。
原題は『Alien:Covenant』
『エイリアン』の監督であるリドリー・スコット監督が本作でもメガホンを取っています。
この映画はエイリアン誕生の秘密を描いた作品です。
今回は自分の感想を交えて『エイリアン:コヴェナント』を紹介していこうと思います。
エイリアンシリーズの時系列
現時点での時系列です。
2093年を描いた『プロメテウス』から11年後の2104年を描いたのが『エイリアン:コヴェナント』です。
エイリアン1作目から見ると前日譚(ぜんじつたん)にあたります。
プロメテウス
↓
エイリアン:コヴェナント←今作はコレ
↓
エイリアン
↓
エイリアン2
↓
エイリアン3
↓
エイリアン4
あらすじ
宇宙移住計画を遂行するため、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せた宇宙船コヴェナント号は、植民地の惑星に向かって宇宙を航行する。
Yahoo!映画より引用
最新型アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)が船の管理を任されていたが、途中で事故が発生。乗組員たちは必死で修復作業に取り組み……。
予告
見どころ
・乗組員が全員おバカ(?)
これは他の方のレビューなどを探してみると結構見つかります。
実際に映画を見て私も同じような感想を持ちました・・・。
有能な船員たちが手を取り合って相手の罠をくぐり抜けていくような映画ではないです。
敵の思う壺。人間は敵の術中にまんまとハマった餌に見えます。
船員たちは謎の行動を多々起こします。以下。
・事故死した船長の弔いは躊躇うのに、安全かどうかも分からない未知の惑星に進路変更をして行くことには躊躇いがない。
・危機管理能力が無さすぎる。未知の惑星を防護服無しの軽装で出歩く。
・「機体が壊滅的な被害と受ける」と警告されているにも関わらず、感情に身を任せて嵐に突っ込んで船員を危険にさらす。
・どう見ても罠なのに近づいて罠に引っかかる。
などなど。
「ん?・・・なぜ?」と思う不思議な行動がかなり目立っていた映画という印象でした。
「船員は民間で雇われている人なので仕方ない」という声もあるかもしれませんが・・・にしてもここまで?
「こんな人らに命を預けて大丈夫なの?」と思いました。
コヴェナント船にはカプセルで寝ている2,000人の植民者が乗っています・・・。汗
ラストシーン
ラストシーンの絶望感は良かったです。
ただ、意外性はなく先は読めます。
ある程度見ていると簡単に映画の結末を予想できると思います。
濡れ場シーン
映画の序盤でありそうな濡れ場シーンがなぜか終盤にあります。
最初にやっとけ。笑
主人公が”ソレ”に気づいてない
ビックリしたのは主人公です。
アレがソレであることを匂わせるシーンはあった気がするのですが、主人公は気付いていませんでした。(具体的なネタバレはやめておきます)
先を予想させた上でのどんでん返しが来ると思っていたら映画は終わってしまいました。
「え?・・・主人公は気づいてなかったんだ」と拍子抜けしてしまいました。
まとめ
ネタ映画として見るのはありだと思います。
ツッコミどころはあったけど面白かったと思います。
いや、ツッコミどころがあったから面白かったんだと思います。それと映像もきれいです。
中には、船員たちの不甲斐なさにイライラしてしまう方もいるかもしれません。
なので強くオススメはできない作品でもあります。
「もし、他の惑星に降り立つことがあればきちんと防護服を着て散策しよう。マスクもちゃんと着けよう。」と思いました。
興味はあれば見てみてください。
現時点だとAmazonプライムビデオの見放題の作品にはなっていません。
配信はされていますが100円レンタルの商品となっています。
とは言え100円なので買うよりかは安くてお得!
返却しにいく手間がないのでレンタルをオススメします。
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